ダイソーでBluetoothワイヤレス片耳イヤホンが売っていた!
今回は、ダイソーで「ワイヤレス片耳イヤホン」を思わず買ったので、レビューしてみました!
■ダイソーでもBuetoothが当たり前
ダイソーではここ最近
などのBluetooth関連の製品が次々と発売されています。
そろそろこの流れでBluetoothイヤホンが販売されてもいいんじゃないかと思った矢先に
、
この「Bluetoothワイヤレス片耳イヤホン」が発売されたわけです!
■仕様
やはり、一番気になるところですよね。
簡単に箱に書いてあることとしては、
- 動画・音楽の連続再生約1時間
- 連続通話約1時間
- 連続待機約24時間
- 通信距離約10m
- Bluetoothバージョン:4.1+EDR
- 送信周波数:18Hz-20kHz
- 電池:リチウムポリマー電池50mAh
- サイズ:5×1.8×0.8cm
- 重量:約6.8g
- 本体の素材:ABS樹脂
- ハンズフリー・音楽の視聴可能
ぐらいです。
対応機種は下の画像に載せています。
内容物は、本体、イヤーフック、説明書、充電コードの4つでした。
細かな対応しているBluetoothプロファイルであったりコーデック等については記載がありませんので、後々調べます。
あと、連続使用時間が1時間しか無いと書かれていたのが本当か気になったので、それについても調べました。
■使ってみるしかない
●準備
僕の経験では、大体このような内臓バッテリー式の家電はあらかじめ充電してあるパターンが多いので、箱出しで使えると思っていましたが、バッテリーが充電されていませんでした。
なにそれ!
なので、とりあえずバッテリーを充電してみました。
充電中は赤いランプがつき、充電が終わると青色のランプがつきます。
説明書には「初めて充電する際には2時間充電してください」と書かれていましたが、実際にかかった時間は1時間ちょっとでした。
ただ念のために、2時間経つまで充電ケーブルをさしっぱなしにしておきました。
充電が完了したら次はスマホなどのBluetooth機器とペアリングをしていきます。
今回僕は色々と接続方法等を調べたかったので、MacBookProに接続しました。
ペアリングはイヤホンの丸いボタンを押して起動させると、赤と青のランプが交互に点滅するので、そのタイミングでスマホなりPCなどのBluetooth設定画面から「BT earphone」という名前の機器を選択すれば、イヤホンから「connected」と声が聞こえてペアリンングは完了します。
ペアリングも完了したので、耳にイヤホンを装着してみます。
ここで付属していたイヤーフックを本体に装着することで、より装着後に外れにくくなるようですが、無くても割としっかりフィットしていました。
●聞いてみた
MacbookProで曲を再生してみましたが、想像していたほど音は悪くありませんでした!
これに何よりびっくりしました。
ただ、良いかと言われると、そうとは言えませんね。
しかし、僕の予想だと、シリコン製のイヤーピースが原因で音が変に篭った感じ聞こえている気がします。
ということは、このイヤーピースを良いものに交換すると、音質が改善する可能性があります。
■仕様を調べてみた&連続再生時間の限界へ!
●調べた仕様
僕的にはここからが本記事の重要な部分です!
まず、このイヤホンのBluetoothプロファイルに関する記述が、箱や説明書には見当たりません。
ただ箱に音楽とハンズフリーに対応していると書いてあるので、A2DPやHFPに対応していそうな気がします。
では、早速Macの「Bluetooth Explorer」を使って調べてみましょう!
まず、対応しているプロファイルですが、
と表示されました。
音楽が聞けるヘッドセッドにある基本的なプロファイル(A2DP、HFP、AVRCP)はサポートされているようです。
次に曲を再生する時に使われているコーデックについてです。
Bluetoothのコーデックとは、Bluetooth機器から音声を送信する時に使用される圧縮方式のことを指します。
有名なコーデックとしては、
などがあります。
音質はSBC<AAC<aptXという順番になっています。
このダイソーのBluetoothイヤホンはMacで調べると、SBCのみがサポートされているようです。
次にSBCの※Bitpool値ですが、Macとの接続では53に設定されており、ビートレットで表すと328kbpsになります。
bitpool値53は、現在SBCコーデックの中ではほぼ最高設定値となっているので、音質が意外と悪くなかったように聞こえたのかもしれません。
●実際の連続再生時間
これもまた気になります。
割とこのような類のものは短くて3〜4時間連続で再生できるものが多いですが、このダイソーのものは約1時間 とかなり短いです。
そこで、イヤホンをフル充電してから、MacBookProと接続した状態で曲を流し続けてみました。
音量は中ぐらいです。
結果はなんと、
約4時間30分
使えました。
充電が切れる5分前ぐらいから1分おきに「Please charge」という音声が流れていました。
ということは、パッケージに書かれている連続仕様時間は、最大音量で使用した場合の可能性があります。
とはいっても、最大音量で使う人なんていないと思いますので、最低でも1時間は使えそうです。
■まとめ
ここまでの実際に使ってわかったことは
- 対応プロファイルはA2DP、HFP、AVRCP
- 対応コーデックはSBCでBitpool値は最大で53
- イヤーピースのせいで音が篭って悪くなる?
- 意外と音悪く無い
- フル充電&音量そこそこで4時間30分使えた
といった具合です。
■最後に
音質も悪くなかったり、1時間どころか4時間半も音楽の連続再生ができてしまったりと意外とポテンシャルのあるBluetoothイヤホンです。
ハンズフリーイヤホンとして使うには十分だと思いますが、片耳でコーデックもSBCのみですので、音楽を聞くのが目的なのであれば素直に他のBluetoothイヤホンを買ったほうが良いと思いました。
ただ、たった税抜300円なので、試しに買ってみて損は無いと思います!